SWoPP2016におけるHPC研究会の発表受け入れ判断基準について

SWoPPにおけるHPC研究会では、近年非常に多数の投稿をいただいております。過去、並列セッションの導入や講演時間の短縮等の措置を取っておりましたが、全ての発表を受けつけることが困難となりました。また、SWoPPにおける投稿数に比べて、前後のHPC研究会の投稿数は少なく、研究会として申し込み件数のバランスが悪くなっています。

そこで、今回のSWoPPでは、発表に以下のような優先度(A~Dの順に優先する)をつけ、優先度の低い発表については発表辞退をお願いする場合があります。

  • 優先度A: 第一著者がHPC研究会登録会員である発表
  • 優先度B: 共著者にHPC研究会登録会員が含まれる発表
  • 優先度C: その他のHPCでの発表を第一希望としている発表
  • 優先度D: 他研究会での発表を第一希望としている発表

    同一の優先度を有する発表の一部のみについて辞退をお願いする場合には、HPC研究会幹事による厳正な抽選の上で辞退をお願いする発表を決定します。(実際に発表辞退をお願いする事態が生ずる場合、抽選が行われる可能性は高いと考えています。)

    なお、同一の第一著者が複数の発表を申請する場合は,共著者の研究会登録状況によらず一件(第一著者もしくは発表登録者が指定する)を除いて優先度Cとして取り扱うものとします。

    また,上記の判定の結果、HPC研究会での発表辞退をお願いする各発表について、第二希望の研究会指定がある場合には、当該研究会の了承の下,同研究会で発表することができます。第二希望の指定がない場合、あるいは第二希望の研究会の発表枠がなく発表を受け付けられない場合には、SWoPPでの発表を辞退いただくことになります。

    今回のSWoPPにおいてHPC研究会での発表を申し込まれる場合には上記を理解した上で申請してください。

    なお、今回の措置の導入により、HPC研究会への発表申し込み件数が減少することはHPC研究会幹事の本意とする所ではありません。ある種のセーフティネットとして、今回の措置を導入しますが、著者の皆様には本件に過度に反応することなく、引き続きHPC研究会へのご投稿を積極的にお考えいただき、仮にSWoPPでの発表が不可となった場合においても10月の研究会への申し込みをご検討頂ければ幸いです。

    どうぞよろしくお願いします。

    HPC研究会幹事 sighpc-kanji_at_sighpc.ipsj.or.jp (問い合わせ先)