概要
統計力学的考察から、界面の時間的変化や複雑な幾何学的形状の流れ等を、並列コ ンピュータを用いて解く。この流れを、局所性の強い相互作用として定式化し、セルラ オートマトン法によって、並列コンピュータ上に実現した。複雑な流れを差分法などで 求めるよりも、単純なアルゴリズムで流れの込み入ったパターン形成が得られること、 同時に良い並列計算の例題となっていることを述べる。